
どれだけ磨き続けても、どんな洗剤に浸しても落ちない強烈な鍋の焦げつき。そんなときはプロ御用達アイテムの手を借りてみるのもいいかも!
業務用ながら個人でも入手可能な「サンドクリーン」と「スコッチ・ブライトNo.96」は最強クラスのタワシと飲食店で評判の品。家庭用鍋のコゲでどれぐらい効果があるのか検証してみます!
「サンドクリーン」と「スコッチ・ブライトNo.96」はどこで売っている?
まずはプロ御用達アイテムを手に入れるところからスタート!
「サンドクリーン」(市場価格:約550円)
イソギンチャクのような見た目の「サンドクリーン」は、細い布の上に人工研磨材が練り込まれた布たわしです。
金属たわしのように先端が細かくちぎれて破片が料理に混ざってしまう心配がないため、飲食店で愛用されています。金属たわしのようにサビたり、手に刺さったりしないという利点もあります。
サンドクリーンは大型ホームセンターのほか、アマゾンや楽天市場などのネット通販でも販売されています。
「スコッチ・ブライトNo.96」(市場価格:約200円)
「スコッチ・ブライトNo.96」はドラッグストアーで良く見かけるスポンジ製品であるスコッチ・ブライトの業務用。見た目は台所用スポンジの緑の固い面だけを大きくした感じです。好みの大きさに切って使用します。
こちらは記者が探した限りではドラッグストアーやホームセンターでは見つけられませんでした。ネット通販での購入がオススメです。
家庭用の鍋のコゲで試してみた!

まずは、しつこい油汚れとコゲがくっついた鍋で試してみましょう。家庭用スポンジやタワシ、歯ブラシで磨いてもびくともしなかったコゲです。
サンドクリーンとスコッチ・ブライトはどちらも濡らしてから使用しましょう。まずはサンドクリーンから。ゴシゴシと20秒ほど磨いてみたところ、面白いようにコゲが落ちていきます! でもよく見ると磨け過ぎて鍋にキズがついてしまいました。サンドクリーンの威力、恐るべし!
今度はスコッチ・ブライトで試してみます。こちらはサンドクリーンに比べてパワーが控えめ。何度もこする必要がありますがちゃんとコゲは落ちていきます。家庭用の鍋にはこっちの方がオススメと感じました。
サンドクリーンを使ってフライパンも試してみた!
続いては、大きな黒コゲがベッタリとくっついたフライパン。何をやってもお手上げの状態ですが、サンドクリーンなら落ちるのでしょうか!?
濡らしたサンドクリーンで丹念に磨いていくと、頑固な黒コゲが溶けるよう落ちて行きます! ただし、塗装も……。これ以上やると塗装も落ちてしまいそうなのでやめておきました。
まとめ
飲食店で愛用されているプロ御用達アイテムの威力は評判通りでした。ただし、あまりに強力過ぎるため、塗装やフッ素加工も落ちる可能性があるため、これらの部分には使わない方が良いでしょう。無塗装のアルミ鍋などには是非オススメしたいアイテムです。
(取材/執筆:明大昭平)