
健康にいい、ダイエットに効果的...と、一大ブームになったスーパーフード。一般的なスーパーでも見かけるようになったほど定着していますが、その定義や、効果効能を知らない人もいるのでは? そこで、おさらいの意味も込めて、スーパーフードのアイテムを展開している各メーカーさんに基礎知識を教えていただきました。
栄養価が高く、歴史がある食材!
スーパーフードとは、ふたつの要素が備わっている食品のことを指しています。
そのひとつが、栄養バランスに優れていて、一般的な食品よりも栄養価が高い食品であること。または、一定の栄養成分が突出して多く含まれている食品であることです。
そしてもうひとつが、これまで何世紀にもわたって健康を支えているという、いわゆる歴史があること。その食歴が、安全性の裏付けとなり、信頼して食べることができるというわけです。
日常使いしやすいスーパーフード3選!

一概にスーパーフードと言っても、種類が豊富なので、どれを選んでいいか迷ってしまいます。
例えば、スーパーフードの発祥の地であるアメリカ、カナダでは、代表的なスーパーフードと認知されている10種(プライマリースーパーフード)があります。
- アサイー
- カカオ
- カムカム
- クコの実(ゴジベリー)
- ココナッツ
- スピルリナ
- チアシード
- マカ
- ブロッコリースーパースプラウト
- ヘンプ(麻の実)
聞いたことがあるものもあれば、身近ではないものもありますよね。そこで、この10種の中から、日常使いしやすいスーパーフードを厳選しました。
その1 チアシード

シソ科の草であるチアの種子のこと。ゴマのようなビジュアルですが、水につけると膨らんでジェル状になるのが特徴。ジェル状の成分である食物繊維をはじめ、たんぱく質も豊富です。
例えば、ドリンク類に加えると満腹感が得られやすくなるので、ダイエット中にもぴったり! ダイエットや美容効果に優れているスーパーフードともいえます。
もちろん、そのまま食べることもできます! サラダにトッピングしたり、卵焼きやおにぎりの具材にするのがおすすめ。そのまま食べた場合は、腸内の水分を吸収するので、水分を多めに摂ることを心がけましょう。
その2 スピルリナ

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地球最古の植物である藻の一種。植物性なのにたんぱく質が豊富とあって、注目を集めています。さらにビタミン、ミネラル類、食物繊維など、50種類以上、生タイプだと60種類以上の栄養成分が含まれているので、健康面でも、美容面でもその効果を期待することができるマルチプレイヤーなスーパーフード。
生タイプは、インパクトがある濃い緑色ではありますが、無味無臭なので、ヨーグルトにトッピングしても、スムージーに入れても◎。さまざまな料理、飲み物に取り入れることができます。
他にも、パウダーや錠剤など、形状が多様なので、ライフスタイルや性格に合わせて選べるのも魅力。写真で紹介している生タイプは冷凍で届くので、氷代わりに使っても、水につけて解凍してから使用することもできます。ただし、加熱には不向きです。
その3 ヘンプ

オイルを使う場合は、サラダやパスタなど、料理の仕上げとして取り入れることで、その栄養成分を効果的に摂ることができます。
オイルのほかに、ふりかけのように取り入れられるヘンプシードナッツや、クッキーなど、さまざまな商品展開があるのも魅力です。
これでスーパーフードの基本はOK! 意外と取り入れやすい食品なので、気になるスーパーフードを見つけたら、ぜひ試してみてくださいね。
掲載商品
- タベルモ 生スピルリナ(15袋セット)¥4,200(タベルモ)
- https://onlineshop.tavelmout.jp/
- チアシード(200g)¥1,200、ローストチア™(50g)¥648(ともにラティーナ)
- https://www.hola.co.jp/
- ヴィーガン!ヘンプクッキー(14個入り)¥894、ヘンプシードオイル(230g)¥2,315(ともにヘンプフーズジャパン)
- http://www.hempfoods.co.jp/
執筆:木川誠子